FX口座の開設に当たっては、申し込んだ本人の個人情報や本人確認書類などの提出が必要になります。

FX会社によって手続きの違いはありますが、原則必要な内容について解説します。

手続きの流れ

手続きの流れは主に以下の通りです。

1
事前に本人確認書類を準備する

免許証・マイナンバーカード・パスポート・住民票など。

2
FX会社の申し込みフォームにアクセスする

申し込みフォームから必要事項を入力する。

3
本人確認書類を提出する

申し込みフォームからのアップロード。スマホからの提出。郵送などがある。

4
申し込み受付完了

FX会社で口座開設の審査を行う。

5
審査が通れば口座開設完了

ログインIDやパスワードに関する書類が簡易書留郵便などで郵送される。

6
ログインID・パスワードを入力して口座にログイン

取引口座に入金することで取引が可能になる。

上記の手続きが終われば取引口座を使用することができます。では、それぞれの手続きに関して説明します。

事前に本人確認書類を準備する

FX口座を開設するには必ず本人であることが確認できる身分証明書が必要です。FX口座開設の際は事前に用意しましょう。

手続きに有効な身分証明書には主に以下のものがあります。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 各種福祉手帳
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 各種健康保険証
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票の写し

有効な本人確認書類に関してはFX会社によって違う場合もあります。詳細は各FX会社で確認してください。

FX会社の申し込みフォームにアクセスする

本人確認書類が準備できたら、FX会社の申し込みフォームから申し込みを行います。

申し込みフォームでは本人に関する個人情報を入力していきます。主な内容は以下の通りです。

  • 氏名・年齢・性別
  • 生年月日
  • 本人確認書類に記載されている現住所
  • 職業
  • 年収
  • 現在所有の金融資産
  • 口座開設の目的
  • 投資経験の有無や年数
  • 電話番号やメールアドレスなどの連絡先

口座開設時は上記の申告内容を元に審査を行い、開設手続きを進めていきます。

そのため、申告内容に不備や虚偽などがあると審査に落ちたり、口座開設に時間が掛かったりします。

審査に落ちる理由について

審査に落ちる条件として、年収や金融資産が十分でないのが理由としてあります。投資経験なども含めて総合的に判断されるため、収入や金融資産に余裕のある状況で申込みしましょう。

本人確認書類を提出する

必要事項を入力すると本人確認書類の提出を求められます。申し込みフォームからのアップロード、スマホからのアップロード、郵送での提出があります。

なるべく早く口座開設したい場合はスマホからの提出がオススメです。申し込みフォームからアップロードよりも迅速な手続きになります。

郵送の場合ですと、書類到着後の手続きとなるため遅くなります。

申し込み受付完了

本人確認書類の提出が完了すると、受付完了の通知がメールなどで来ます。その後、申告内容を元に口座開設の審査が行われます。

FX会社によって審査に掛かる時間は様々ですが、およそ1営業日~数営業日くらいとなります。

審査完了するとメールなどで通知が来るので、しばらく待ちましょう。

審査が通れば口座開設完了

審査が完了すると、メールなどに連絡が来ます。口座開設できた場合はログインIDやパスワードなどが記された書類が簡易書留などで郵送されます。

スマホで本人確認書類の提出をした場合、口座開設完了後に取引できるFX会社もあります。

ログインID・パスワードを入力して口座にログイン

ログインIDやパスワードを確認できたら、口座にログイン可能です。その後は取引口座に入金することで取引が可能になります。

FX口座の開設手順:まとめ

FX口座の開設手順は以上の通りになります。FX会社によっては手続き内容が違う場合もあります。詳細はそれぞれのFX会社にて確認してください。

口座の開設には審査がありますので、申込みに当たっては収入など余裕のある状態で申込みしましょう。

また、どのFX口座を選ぶべきかはこちらの記事が参考になります。

選ぶ際の基準が分からない場合はこちらの記事が参考になります。